áit áthasach, Ireland

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初めて体験した4日間の隔離病棟 【甲状腺癌と術後のアイソトープ治療②】

 

こんにちは★Maroonです。今日は以前書いた記事の続きを紹介したいと思います。以前紹介した記事で書き忘れたことが何点かあったので、そちらをまず先に書きたいと思います。

 

blog-ireland.hatenablog.com

 

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目次

 

 

摂取してはいけないものリスト

まず、アイソトープ治療の2週間前から食事制限が行われましたが、食べ物以外にも制限があったので、その詳しい内容を紹介いたします。

 

1ヶ月前からホルモン剤(チラージン)の服用を止める理由

以前紹介した記事では、漠然と止める必要があった事実のみで、詳しい理由は書いていなかったので、アイルランドの医療団体『Irish Cancer Society』のパンフレットから抜粋して紹介したいと思います。日本語の翻訳はGoogle翻訳をもとに私がしました。また、分かりづらい部分は医師の説明をもとに補足説明をしています。

 

High TSH level: You will need a high level of thyroid-stimulating hormone(TSH) in your bloodstream for the treatment to be a success. This hormone activates thyroid cells and encourages them to absorb the radioactive iodine. There are two ways to do this, either by stopping your hormone therapy or by giving you injections of TSH before treatment. 

 

高TSH値:治療に成功するためには、血流中に高レベルの甲状腺刺激ホルモン(TSH)が必要です。 このホルモンは甲状腺細胞を活性化し、放射性ヨウ素を吸収するように促します。 これを行うには2通りの方法があります。あなたのホルモン療法を止めるか、または治療前にTSHを注射することです。

 

 ここで補足ですが、私が医師から受けた説明では、この治療の成功の鍵となるのは、いかにたくさんの放射性ヨウ素甲状腺細胞が吸収できるかということになります。そうすることによって、癌化した甲状腺細胞に吸収された放射性ヨウ素甲状腺に残ったガン細胞をやっつけてくれるからです。

 

また健常な甲状腺細胞も放射性ヨウ素を取り込むので、それらも破壊されます。※たまにガン細胞のみを破壊するというような説明をしているサイトを見つけますが、そうではないようです。

 

Stopping hormone therapy: Your doctor might ask you to stop taking your levothyroxxine about 4-6 weeks before the therapy. This is because these hormones stop TSH from being made. Stopping the hormone therapy can make you feel more tired, but this will ease once the medication is resumed. Usually only a small number of patients are asked to stop taking their hormone therapy. 

 

ホルモン療法を中止する方法:医師は治療前の約4-6週間にレボチロキシン(製品名:チラージン)の服用を中止するように求めるでしょう。 これは、これらのホルモンが体内のTSHの産生を停止するためです。 ホルモン療法を止めれば、疲れを感じることがありますが、ホルモン療法が再開されると、これは楽になります。 通常、ほんの少数の患者がホルモン療法を中止するよう言われています。

 

私は、止めるように言われた数少ない患者に分類されますが、私が通っている公立の大学病院では、ホルモン剤をストップさせることがほとんどで、TSH注射を投与することは滅多にないとのことでした。このように病院によって対応が異なるので事前に良く調べる必要があります。もし止めなくても良いのであれば、それに越したことはありませんから。 

 

Taking recombinant TSH: More than likely you will continue on your hormone therapy and be given as two injections into your buttocks over 2 days before the iodine capsule is taken. The drug itself is known as thyrotropin alfa(Thyrogen). It will boost the level of TSH in your body to make sure the therapy works. It is rare to experience side-effects of rhTSH. if they do occur, you might have fatigue, nausea or headaches. 

 

組換えTSH注射をする場合:ホルモン療法を継続し、ヨードカプセルを服用する2日前に臀部に2回の注射をします。 この薬剤自体は、チロトロピンアルファ(Thyrogen)として知られている。 それは、あなたの体内のTSHのレベルを上げて、治療が確実に働くようにします。 rhTSHの副作用を経験することはまれです。 もし起こると、疲労、吐き気、頭痛を感じるかもしれません。

 

ここで言う、ヨードカプセルの服用とは、治療のためのヨードを体内に取り込むことです。しかし、実際には隔離病棟での治療の1週間前から事前検査が行われ、その際にも少量のヨードをカプセルで服用します。その理由は、事前にヨードを体内に取り入れ、MRIスキャンを受けることによって、体のどの部位にどれだけの甲状腺癌細胞があるか、または甲状腺細胞そのものが残っているかが分かるからです。なので、TSH注射をするのは、この事前検査の2日前ということになります。

 

事前検査について詳しい内容

日本とアイルランドでは内容が少し違うかもしれませんが、一応紹介したいと思います。

初日

  • 血液検査
  • カウンセリング
  • 血液検査のレビューと医師による説明
  • 2日目のヨードカプセルの服用に関する説明:妊婦さんや赤ちゃんからは最低1メートル以上は離れて生活することや、トイレは2回流すこと、使った食器は速やかに洗う、使ったスポンジを処分する、服は他の家族のものとは別に洗うなどの注意事項の説明でした。

2日目

  • 事前検査のためのヨードカプセルを服用
  • MRIによる全身のスキャンの説明

3日目

  • MRI全身スキャン
  • スキャン結果の医師によるレビューと説明
余談

2日目のヨードカプセル服用後は普通に帰宅許可が下りましたが、子供や妊婦さんを被爆させないように気をつけなくてはなりません。私はバスを利用して片道1時間ほどかけて通院していたので、その間の長距離バスで子供が近くに座ったときは、風邪を引いているので、近くに寄らないようお願いしたりと、結構神経を使いました。。。

 

この記事を最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。