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2018年7月の宇宙・天体ニュース|皆既月食を見よう!太陽系外異物など

〔この記事は、2018年7月27日に最終更新されました。〕

 

こんにちは★Maroonです。

だいぶ暑くなってきて、天体ショーや星空観測が楽しみな季節がやってきました!今月7月28日には今年2回目のブラッドムーン(皆既月食)があります。一年に2回皆既月食があるのは非常に珍しい事で、前回の2011年から7年ぶりです。その他にも今回は、話題盛りだくさんの7月の宇宙・天体ニュースをご紹介します。

 

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7月7日 七夕

1年に1度だけこの日に「彦星」と「織姫星」が逢うロマンチックな日。7月7日の七夕はその2つの星が巡りあう奇跡を祝福する日だと私たちは学校で学んできました。しかし、実際には、この2つの星が同時に空に並ぶのは7月7日だけではないようです。7月7日以降も夏中はいつでも見られます。こんな事を書くと希少価値が落ちて、夜空を見上げる人が少なくなりそうです。

 

宇宙好きなら誰でも知っている「アストロアーツ」によると、「彦星」の正体はわし座のアルタイで、「織姫星」の正体は、こと座のベガだそうです。そして、その2つのお向かいにあるはくちょう座のデネブをつなげて、「夏の大三角形」と呼ばれているそうです。これらは、1等星なので結構簡単に見つけられるとのことです。7月7日以降、夜の9時から東の方角で確認してみましょう!(参考:アストロアーツ

http://www.astroarts.co.jp/special/2018tanabata/index-j.shtml

 

冬の大三角形は正三角形に近い形ですが、夏の大三角形はどちらかというと二等辺三角形に近い形になります。ちなみに、冬の大三角形のほうが、隣にあるオリオン座の形が特徴的なので、見つけやすいです。

 

7月7日は梅雨なのに、なぜ天の川が見えるの?

 実際には7月7日に「天の川」はほとんど見えません。私は小学校の頃、七夕にみんなで短冊つくりを頑張ったのに、毎年、全く星空が見えないことに一人でぶつぶつと文句を言っていたタイプなのでよく覚えています。それもそのはず、7月7日はもともと七夕の日ではないので、「天の川」が見えなくて当然なのです。

 

実際の七夕はいつなのか?

実際に天の川が一番良く見えるのは、7月の新月と8月の新月の日です。ちなみにアイルランドの田舎に住んでいたころは、8月中は毎晩「天の川」が見えていました!とても贅沢な日々だったなと今では思います。

 

その頃はインターネットがない環境だったので、調べる事もできず、「きっと天の川に似た何かなんだろう」と思っていました。ところが、これが実は本物の「天の川」だったのです。

 

国立天文台によると、現在の7月7日の七夕の日は、日本の伝統的な七夕の日ではありません。日本では明治6年に西洋のカレンダー(グレゴリ暦)を採用しました。それまでは、「太陰太陽暦」というカレンダーを使用していたそうです。(参考:国立天文台

https://www.nao.ac.jp/faq/a0310.html

 

太陰太陽暦とは?

太陰太陽歴とは「太陰歴」と「太陽暦」をうまく融合させたもので、もともと、アジア圏で広く使われていた暦です。日本では明治時代初期まで使われていました。明治初期というと凄く昔のように感じますが、私のひいおじいさんが生まれた頃の話です。

 

陽暦とも。 月の満ち欠けに合わせて1ヵ月間の日付を決め,数年に1回閏(うるう)月をおいて一年を13ヵ月とし,太陽の動き,つまり季節に合わせた暦。閏月のおき方に,8年3回,19年7回(メトン法,章法),76年28回(カリポス法,四分法)等種々ある。中国暦,日本の旧暦もこれに属する。(出典:株式会社平凡社百科事典マイペディアについて)

 

月のこよみ「太陰暦」とは?

紀元前から使われてきた、古いカレンダーで、月の満ち欠けに沿って作られたカレンダーです。「太陰」とは月を意味します。

太陽のこよみ「太陽暦」とは?

太陽暦は、太陽の動きに沿って作られたカレンダーで、現在世界中で一般的に使われている「グレゴリ暦」もその一種です。

 

結局、実際の七夕はいつなの…?

実際に昔から日本で祝ってきた「和暦の七夕」は、実は毎年日付が変わります。8月7日と思っている人も多いと思いますが、実際にはそうではありません。

 

国立天文台によれば、8月の新月から7日後が和暦の七夕ということになります。新月の日は毎年かわるので、それにともない七夕の日も毎年変わることになります。去年2017年は8月28日でしたが、今年は8月17日です。ぜひ、古来の七夕の日に本格的に七夕を祝ってみてはいかがでしょうか?(参考:国立天文台

https://www.nao.ac.jp/faq/a0310.html

 

7月13日 新月

この部分は書きかけです。

7月28日 今年一番遠い満月・皆既月食(ブラッドムーン)

05時20分

満月


05時22分

皆既月食(ブラッドムーン)

今年2018年の皆既月食は1月31日について2回目です。1年に2回皆既月食が日本で確認できるのは、2011年以来7年ぶり!国立天文台によると、月食は明け方の3時24分からはじまり、4時30分に完全に欠けるまで続きます。東京の月没は4時49分なので、欠けた月が見えるのはほんの数分です。

 

 

 

月食はどうやって起こるの?

頭では理解できているつもりでも、つい忘れてしまう月食のしくみ。月食は「地球と月と太陽が一直線に並んだとき」に起きます。分かりやすくサンドウィッチを例にイメージすると、月と太陽がパンの部分でその間に入る具材が、地球になります。

 

3つの天体が一直線に並んだとき(サンドウィッチが出来上がった時)、月は地球の陰にかくれて全く太陽の光が届かなくなります。つまり、具材でうしろのパンが見えなくなってしまいます。太陽が地球に隠れてしまうと、月は太陽の光でしか光ることができないので、月も見えなくなってしまうのです。

 

月食が人体に及ぼす影響は?

NASAによると、物理的に月食が人体に影響を及ぼすことはないと考えられています。しかし、人間の精神状態は大昔から月食の影響を受けてきたそうで、運命の兆しとして恐れられてきました。そのため、人間のいけにえ供養などの原因にもなってきました。こうして見ると、宇宙に対する畏れは人間の黒歴史ですね。

Do lunar and solar eclipses have any noticeable effect on humans? | Total Solar Eclipse 2017

 

※以下、観覧注意です。ミイラの写真が苦手な人はとばしましょう。

 

 

 

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出典:アイルランド国立博物館

 

 

人間は性質的にコントロールの及ばないものを畏れ、排除しようとするので、月食もその一つだったのでしょう。5月アイルランド国立博物館を訪れた際に、ヨーロッパで生贄として亡くなられ、ミイラ化した状態で発見された分布図を見つけました。アイルランドで発見されたミイラの胴体の展示もされていました。

 

デンマークでは、生まれたばかりの赤ん坊と母親のいけにえがミイラ化されて発見されています。生まれた赤ん坊と、普段とは違うホルモンバランスを持つ母体は、周囲のコントロールが及ばない独自のルールを持っているため、宇宙の本質と似ているのです。

  

実際にこの母子がどのような理由で生贄が選ばれたかは分かっていませんが、人間が黒歴史を繰り返さないためには、天体現象をありのまま受け止めることが一番。あまり過度に反応すると、精神的に良くないことは目に見えています。生まれたての赤ん坊のように、宇宙のあり方を楽しみましょう。

 

7月30日 みずがめ座流星群

満月が28日なので、月が大きく流星群はあまり綺麗には見えないようです。それでも、真夜中から朝方にかけて10個程度の流星群が確認できます。(山羊座流星群も同時に見れる)流星群が見える方角は南西です。

 

7月31日 地球と火星が大接近!

 

 

16:50

火星が地球に5,759万kmまで近づく予定です。日没後、約1時間後に南東の地平線上に明るい火星を確認できることでしょう!この後数日間は明るい火星を確認できます。

 

国立天文台によると、月が地球に6万キロ以上接近するのは、2003年以来15年ぶりだそうです。今年は年末年始のトリプルスーパームーンからはじまり、多くの珍しい天体イベントがあるので、天体観測には絶好のチャンスです!

火星大接近2018 | 国立天文台(NAOJ)

 

NASA も「火星の大接近」について詳しく動画で紹介しています。

 

  

今月の宇宙ニュース 

太陽系の外から飛んできた不思議な物体は、宇宙船なのか?

 

NASAによると、科学者たちは、この太陽系外から進入した謎の物体が通常ではあり得ないスピードで太陽系を通り抜けていたことが判ったと発表しました。この謎の物体は、去年、太陽系を通り抜けたということです。

 

 

この物体には「オームアムア」という名前が付いています。動画を再生すると、私が言葉で説明するより的確に、どんな発音かが分かるはずです。誰が付けたのかは分かりませんが、なかなか可愛らしい名前です。

 

この謎の物体は、実は太陽系外から視察に来た宇宙船なのでは?と考えている専門家もいるようですが、まだ詳しい事は分かってはいません。一部の情報によると外は高熱で内部は凍っている可能性が高いそうです。スタウォーズ好きの私には、夢が膨らむニュースでした。

 

木星に見慣れぬ巨大斑点が現われる!

まるで、顔にできたニキビのようにも見える木星の巨大な斑点。この斑点の正体は実は木星で現在おきている大嵐なのだそうです。この大嵐はもう350年以上も続いていて、太陽系では一番長く続いている大嵐なのだそう。私が木星の住民だったら、その地域にはなるべく住みたくないですね。見慣れない斑点だと思ったら、最近望遠鏡の精度が上がっただけのようです。

 

 

NASA60年ごしの計画!「太陽探査機」パーカーが8月に打ち上げられる予定

 

 

この太陽探査機パーカーを打ち上げる計画は、なんとNASAの60年がけの計画だそうです。パーカーは太陽の表面のコロナにぎりぎりのところまで近づき、コロナの内部がどのように機能しているのかなどのデータを地球に送ってくれます。パーカーが太陽の熱に耐えるための「遮熱素材」(Thermal Protection System,またはTPS)が先日、本体に取り付けられて、出発まで秒読みの段階に来ています。

 

この「遮熱素材」は華氏2500度の場所で近づけるにもかかわらず、内部は華氏85度程度におさえられる、スーパー天才たちが作った優れものです。60年がけの計画ということは、この計画を作って行動に移した人たちは、今90歳近くか、もう生きておられない可能性もあります。何世代にも渡って受け継がれてきた計画だけに、計画に関わった人たちには特別に感慨深いものがあることでしょう。個人的には、今年一番、期待感が強い宇宙計画です。

 

※華氏から摂氏に換算する方法は、℃=℉-32/1.8です。華氏2500度(℉)は摂氏1371度(℃)、華氏85度は摂氏29度です。