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2019年7月の宇宙・天体カレンダー|木星や部分月食を見よう!

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2019年も、天体観測の夏がやってきます。2018年は年始のトリプルスーパームーンに始まり、火星の大接近などで盛り上がりました。今年のスーパームーンは、もう全て終わってしまいましたが、部分月食NASAのアポロ打ち上げ50周年イベントなどが目白押しです。この記事では、2019年7月の宇宙・天体カレンダーや関連ニュースをご紹介します。

 

 

 

 

 

7月3日 新月

 

 新月は、空が暗くなるおかげで、天体観測には最適です!天気が良い日は、星空を観測してみましょう。6月の下旬から木星がきれいに見えます!

 

木星観測のベストな時間帯は日暮れ時で、南東~南の空に見ることができます。木星は、へびつかい座を西に逆行中。

7月3日 皆既月食

今回の皆既月食は、残念ながら日本では見られません。チリやアルゼンチンといった南太平洋の一部の国では、見られます。

 

7月7日 七夕

和暦の七夕はいつ?

以前、実は七夕はもともとは7月7日ではなかったというお話をご紹介しました。日本では明治時代までは太陰太陽暦という和暦のこよみを使用していたからです。詳しくは、以下をご参照ください。

 

太陰太陽歴とは「太陰歴」と「太陽暦」をうまく融合させたもので、もともと、アジア圏で広く使われていた暦です。日本では明治時代初期まで使われていました。明治初期というと凄く昔のように感じますが、私のひいおじいさんが生まれた頃の話です。(引用:当ブログ『2018年7月の宇宙・天体ニュース|皆既月食を見よう!太陽系外異物など』より)https://www.maroon-golden.com/entry/2018/06/30/235817

 

どうりで、梅雨の時期の七夕は星がきれいに見れないはずです。

 

和暦の七夕は毎年8月の新月から7日後なので、今年2019年は8月7日になります。ちなみに、去年2018年は8月17日でした。天の川は七夕が終わっても数週間は見られます。(参考:『伝統的七夕の日一覧』|国立天文台 https://www.nao.ac.jp/faq/a0310.html

 

7月17日 満月/部分月食 

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(参考:国立天文台 https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2019/07-topics04.html

 

7月17日は、満月の部分月食が、見られます。日本では、九州、東部以外の四国地方、東部以外の中国地方で部分月食が見られる予定です。

 

部分月食の時間や方角は?

国立天文台によると、西日本の一部で見られるのは、部分月食の始めの方で、7月17日の明け方5時1分頃から西の空(地平線に近いところ)に確認できます

 

広島では、月の入りが5時9.3分なので、約8分間しか見られませんが、福岡では、 月の入りが5時19.8分、沖縄の那覇では、5時48.1分なので、比較的長く見れそうです。

 

東日本でも半影食が見られる!

部分月食は、西日本の一部でしか見られませんが、その他のほとんどの地域で半影食が見られます。あまり、聞きなれない「半影食」という言葉ですが、実は肉眼よりも写真で撮影した方がしっかりと確認できるようです。

 

半影食とは、地球による影のうち外側の薄い影の部分の中に月が入った状態です。明るさの変化はわずかなので、肉眼で確認するのはなかなか難しいのですが、〔中略〕写真に撮ると、明らかに暗くなっている様子がわかります。(引用:『部分月食(2019年7月)』|国立天文台 https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2019/07-topics04.html

 

半影食の時間や方角は?

半影食の始めは3時42分で、西の空(地平線に近いところ)に確認できます。

 

東京では、8.2度と空の低い部分ではじまるので、高台などのなるべく周りに何もない場所で見るようにしましょう。

 

 

7月19日 NASAのアポロ打ち上げ50周年イベントライブ中継

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(参考:NASA Image and Video Library)

(日本時間20日朝3時)

このライブ中継では、以下の場所から生中継されます。

どのようにして、月面に到達できたのか、そして今後の月面ミッションなどについて、宇宙飛行士、科学者、エンジニアなどが参加し語ります。今まで伝えられることのなかったストーリーなども報告されるようです。

https://www.nasa.gov/nasalive

  

7月21日 スペースX打ち上げ予定

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(参考:NASA Image and Video Library)

(時間は未定) 

フロリダのケネディ宇宙センターから、スペースXのカーゴがISS国際宇宙ステーション)に向けて打ち上げられる予定です。

 

この模様は、ライブ中継される可能性がありますが、まだ未定です。

 

7月25日~月末頃  みずがめ座南流星群が好条件で見れる

日没後から夜半過ぎまで、みずがめ座南流星群が好条件で観測できます。方角は、どこでも見られるようです。

 

最近あった主な天体ニュース

生命存在の可能性がある惑星2つを発見!

天文学者のチームが『Asoronomy & Astrophysics』に発表したところによると、地球から12光年しか離れていないところに、生命存在の可能性がある2つの惑星を発見したそうです。

 

12光年とは、宇宙の感覚では「ご近所」という感じなのでしょうね。この惑星は80億年とだいぶ高齢の恒星ティーガーデンの周りをまわっているそうです。(名前が素敵)

 

ティーガーデン星は、あまりにも静かで光が弱いため、ご近所にもかかわらず2003年まで存在が知られていませんでした。この赤色矮星の活動はほとんどなく、”不気味なほど静か”だと言われています。

 

この2つの惑星は、条件としては地球に似ているということで、もしそれが本当ならば、今後の移住計画にも反映されるのか気になるところですね。ティーガーデンの寿命はあとどれくらいなのでしょうか?(参考:『地球似の系外惑星を2つ発見、生命存在の可能性』|NATIONAL  GEOGRAPHIC https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/062000360/)

 

銀河の合体があきらかに!

 

 日本の国立天文台と北欧が協力して設置された、チリのアタカマ砂漠にあるアルマ望遠鏡が、130億年以上も前に起こった銀河の合体をとらえました。

 

興味深いのは、この2つの銀河の衝突・合体のプロセスがまだ終わっていないということです。天の川の100倍のペースで新しい星を生み出している銀河ということで、今後が楽しみですね。(参考:『アルマ望遠鏡、観測史上最遠の合体銀河の証拠をとらえた』|国立天文台 https://www.nao.ac.jp/news/science/2019/20190618-alma.html

 

この記事を最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。