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【資産構築法】投資のためのアートVS所有しないアート

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最近、アートに関する記事を執筆していた時のこと。アート・サブスクなるものがあることを発見。あらためて、「投資のためのアート」と「所有しないアート」の差が開きつつあることを実感しました。そこで、今回は、資産としてのアート、そうでないアートがどのように作られるのか、をご紹介したいと思います。

 

 

 

この記事を書いている筆者Maroonは、以下のような経験を持っています。

  • NYのアートスクールでアートを勉強してきた
  • NYのギャラリーでアート作品を展示し、販売したことがある
  • 東京やアイルランドでアート作品の展示をしたことがある
  • 世界の芸術家を紹介する記事を、企業から依頼されて執筆

 

投資としてのアート

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投資アートVS所有しないアート

ところで、近年、アートを投資目的で所有し、「資産」の一部として考える人が増えています。

 

世界各地で芸術祭が行われ、日本国内でも町おこしをかねたアートイベントがあちこちで行われるようになりました。

 

もはや、「アート」は打ち出の小槌。お金を運んできてくれる存在として認められるようになりました。

 

POINT!

 

実際にどんな作品に投資価値がでるかは、ギャラリーの力や有名な批評家が推しているかなどが大きな要素を占めています。

 

なかでも、世界的に影響力のあるギャラリーが、ガゴシアン・ギャラリー(Gagosian Gallery)。ガゴシアンは、ロンドンに3店舗、NYに5店舗、パリに2店舗をかまえる、世界最大級のギャラリーです。

 

ここで、個展を行うアーティストのほとんどが売れっ子のアーティストです。ガゴシアンのHPや記事をこまめにチェックしておくと、どんな批評家が誰を推しているのかなどが、一目瞭然で分かります。

 

将来的に、アートに投資したいと考えている方には、ぜひ参考にしてみましょう。

 

最近では、ダミアン・ハーストのように、サザビーなどのオークションを通さずに、直接売ることで、巨額の富を得るアーティストもでてきました。

 

投資としてのアート買いには、今後もさらに火がつくことが予想されています。

 

所有しないアート

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ストリートアート

現在の主流アートには、商業主義的なアートに対抗するアートの流れも存在します。たとえば、ランドスケープアート”や”パフォーマンス”などもその一つと捉えることができます。

 

これらは、一概には言えませんが、クウォリティが高いものもあります。しかし、売れることを一番の目的としていないため、これらの作品は、売れにくいという現状があります。

 

また他の理由として、

  • 西洋美術史の流れが分かっていないと、意味が分からない
  • 現代という時代がどういう時代なのかが、分かっていないと、意味が分からない
  • 結局は、アーティストの独断と偏見が多い

 

ということになります。

 

記憶は変形するもの

筆者は、風景や人物、オブジェなどを、「自分の所有物にしたい」と思って、描いていた時期がありました。

 

一度、描いた風景などは、手元に作品として残る、というだけではなく、心の奥に印象や残像として残るからです。それらの記憶の欠片が私の意志や経験、感覚などとミックスされて新たな作品につながっていくものです。

 

しかし、その記憶そのものが、実はとても変形しやすく、時間とともに変化したり、最悪の場合は、最初から誤って記憶されることがあるという事実。

 

このことをどれだけの人が、真摯に受け止めているだろうか。

 

これは、人間の脳が、自分の都合の良いように記憶を変形させたり、一つの物事を様々な角度から見ることができないからなのです。

 

まして、相手が、風景など刻々と変化するものであれば、なおさら厳しいと言えるでしょう。

 

そういった意味においても、よほどのデッサン力があったとしても、アーティストが対象を見極めて作品にするのは、結構大変なことなのです。

 

だから、多くの凡人アーティストたちは、独断で断片的に見た対象の、ある一面を表現しているに過ぎません。

 

凡人アーティストたちの作品に、本質的な意味での価値がないというわけではありませんが、何世紀経っても評価が落ちないような絵画は、この部分を極限まで追求しています。

 

それでも、インテリアとして、「いいな、飾りたいな」と思うアートはありますが。

 

結局のところ、「所有しないアート」って何?

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所有できるアート

簡単に言ってしまえば、筆者が名付けた「所有しないアート」とは、鑑賞者やアーティストが所有しようとしても、できないアートのこと。

 

日本でも流行っている、その場限りのアート。

 

ほとんどが、屋外で行われることが多く、展示はその日だけです。だから、アートに値段がつくこもほとんどないし、誰かがそれを購入することも、ほとんどない。

 

それでは、アーティストが食べていけないので、より貧しいアーティストが生まれてしまっているのも事実です。

 

アートに寛大な国では、政府の機関や財団などが、そういった活動をするアーティストたちを支援するサポートがあります。なんといっても、町おこしにつながるし、閲覧者はお金を落としてくれるので、当然といえば当然。

 

キャンバスに描かれた絵は所有アート?

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アーティストが、制作する様子が作品に。

 

特に、”屋外アート”だけが、所有しないアートというわけではありません。

 

概念として、所有物としての絵画を忘れさせるような要素をもっていれば、所有しないアートと言えるでしょう。それは、購買力や競争心を刺激しない、ピースフルなアートです。

 

また、最近では、アートのサブスクが登場しました。

 

『Casie』というサービスで、一定の月額を支払えば、好きな絵画を所有せずに家に飾れます。

 

プランは以下の通り。

 

  • 月額1,980円のライトプラン
  • 月額2,980円のレギュラープラン
  • 月額5,300円のプレミアムプラン

 

アートの交換は毎月1回可能だそうです。

 

絵画に大金を支払いたくはない!その分をお金で資産形成をしたい!という方には、ぴったりのサービスですね。

 

それに、アーティストたちが食べていくためにも、良いサービスだと思います。しかし、それは、人気のあるアートをまねする傾向が生まれなければ、のことですが。アーティストたちにとって、「独創性」は、いのちですから。

 

ちなみに、このサービスは絵画だけではなく、写真もレンタル可能です。

 

https://casie.jp/

 

アートに投資してみよう!

この記事では、投資のためのアート、と所有しないアートの違いを比較してみました。今後、アートで資産を構築したい!と考えている人、またはそうでない人も、参考にしていただければ幸いです。

 

資産構築に関しては、以下の記事も書いています。

www.maroon-golden.com